SOLID 10th Limited Edition

いまだけの、最もSOLIDらしい表情
10周年限定モデル
【国産クリ無垢材 × ウール生地<毛七>】

SOLIDがこの10年で追い求めてきたもの。
それは、整いすぎた美しさではなく、素材が本来持つ荒々しさと力強さでした。
辿り着いたのは、国産クリ材の“板目”。
導管の揺らぎや年輪のうねりが刻まれたその表情は、無垢材ならではの生命感と迫力を宿します。

そして、その存在感を受け止めるのが、ウール生地〈毛七〉。
ウール70%、化学繊維30%という黄金比。
天然素材ならではのやわらかな温もりと豊かな表情。
そこに、耐久性と安定性を加える絶妙なバランス。
異なる色糸が織りなす奥行きと、使い込むほどに増す風合い。
整えすぎない木の力強さと、素朴で確かな布の質感が、静かに呼応します。

木も、布も。
“素材のまま”を尊ぶという選択。
10周年という節目に、SOLIDが描いたのは、最もSOLIDらしい姿です。

国産クリ材採用の背景

SOLIDが本来描きたかったのは、
無垢材が持つ板目の荒々しさと力強さ。
その表情を最も素直に、 最も美しく映し出せる素材として、
国産クリ材を採用しました。

これまでSOLIDでは、レッドオーク材の柾目仕様を採用してきました。
柾目は、木目が整い、上質さや美しさを感じさせる表情を持っています。一方で、SOLIDが大切にしてきたのは、 「ヴィンテージワイルド」という世界観。端正な美しさだけではなく、 どこか荒く、力強く、時間の積み重ねを感じさせる木の表情です。「美しいだけではない。見る人の心に残る、迫力のある木の表情はないか。」そうした想いの中で辿り着いたのが、 クリ材の板目が持つ、大胆で野性味あふれる木目でした。導管の起伏や揺らぎがそのまま刻まれた板目は、 無垢材ならではの生命感と力強さを感じさせます。 その荒々しさこそが、SOLIDの目指す世界観と深く響き合うと考えています。

クリ材が持つ、もうひとつの魅力

仕上げには、オイル・ミディアム色(OM色)を採用。
木の質感を覆い隠すことなく、 クリ材特有の導管や陰影を際立たせ、深みと迫力のある表情を引き出します。
触れた瞬間、視線を向けた瞬間に伝わる、「本物の無垢材らしさ」を、ぜひ感じてください。

クリ材の魅力は、大胆な板目の表情だけではありません。 日本の風土の中で育ってきたクリ材は、 水分や湿度の変化に強く、古くから建築材や土木材としても使われてきました。時間が経つほどに色合いは落ち着き、 木目の陰影はより深く、表情に奥行きが生まれていきます。 それは、「使い込まれて完成していく、無垢材ならではの楽しみ。荒々しさの中に、しなやかさと粘り強さを併せ持つ、 そんな性質もまた、SOLIDがクリ材を選んだ理由のひとつです。 家具として使い続ける中で、日常の傷さえも味わいとなり、時間とともに、持ち主だけの表情へと育っていきます。

ウール張地〈毛七〉採用の背景

SOLIDが家具づくりで大切にしているのは、整いすぎないこと。無垢材の木目や節が一つひとつ異なるように、 素材には、均一ではない表情があっていいと考えています。張地もまた、揃いすぎた美しさより、 わずかな揺らぎや個体差を持ち、 家具全体の表情をつくる存在であってほしい。その考え方に、自然と重なったのが、ウール張地〈毛七〉でした。

毛七は、ウールを主体とした張地素材です。 その名前は、配合の目安である「毛(ウール)七割」に由来しています。毛七の生地は、尾州産地に残る旧式の織機を使い、 熟練の職人が時間をかけ、ゆっくりと丁寧に織り上げられています。

古着や、繊維廃棄物の再利用

ゴミではなく、原料。

着古したセーターや、繊維工場の裁断くず、紡績工場の落ちわたなど、廃棄される羊毛繊維を全国各地から集め、原料として尾州産地に持ってきます。
集めた原料は一つ一つ人の手によって仕分けられます。
羊毛混率の高い糸を作る為に繊維を選り分け、色を整えることで、染めなくても使用できる、環境負荷の少ない糸を作ることができます。

反毛、そして紡ぐ。

19世紀には糸や生地をほぐし、わた状にすることができる「反毛機」が開発されました。反毛されたわたは繊維が短い為、少量の化学繊維を絶妙の割合でブレンドすることにより、強度があり、かつ風合いの良い糸を紡ぐことができます。この黄金比により蘇った羊毛を私達は「毛七(毛70%)」と呼んでいます。

毛七は、ウールの風合いを大切にしながら、 椅子張りとして必要な強度と耐久性を備えた素材構成です。均一さよりも、使い続ける中で表情が育っていくこと。 それを前提とした素材であることが、毛七を選んだ理由のひとつです。

尾州で織る。

世界有数の毛織物産地、尾州。毛七は、尾州産地の旧式の機会を使い、熟練の職人がゆっくりと丁寧に生地を織っていきます。

効率や均一さを優先せず、 織りのリズムや糸の表情をあえて残すことで生まれる、わずかな揺らぎや陰影。また毛七は、素材本来の色合いを活かすため、 染色を施さず、異なる色味をそのまま集めて生地として再構成しています。意図的につくられた均一さではなく、素材が持つ色や表情をそのまま受け入れること。それは、無垢材の木目や節を選別しすぎずに活かす、 SOLIDの「ヴィンテージワイルド」という考え方とも重なります。

無垢材家具の木目や導管と並んだとき、強く主張しすぎることなく、 自然と溶け込み、SOLIDらしい佇まいをつくり出します。また、使い続けることで繊維が馴染み、 張地の表情が少しずつ落ち着いていく点も、SOLIDの家具づくりの考え方と重なりました。

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