「イストク」は昭和35年、一人の張り職人からスタートした徳島の木製家具ブランドです。
現在は総勢20名の職人が在籍し、多岐にわたる木製家具を手がけています。
高度な木工技術と熟練の張り技術が生み出す、美しいフォルムが特徴な『イストク』の家具は驚きと感動がおきあがり思わず手に入れたくなる製品を作り出しています。
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世界初の技術で曲木の限界に挑み続け、多くの高級ホテルのオーダーチェアなども手掛ける日本屈指の職人集団「イストク」。
不可能とされた固いウォールナット材を驚くほど滑らかに曲げる高度な技術を駆使し、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えた家具を生み出しています。
世界最高峰の「木を見極める」技術と精密な加工で唯一無二の形状を実現。
その美しさはもちろん、座る人に抜群のフィット感と心地よさを提供し、最高級の品質と快適さを提供します。
熟練した職人の卓越した技術と、木材の性質を熟知した目利き、そして高度なデータ解析技術が見事に融合し、個体差が大きいウォールナットの曲木加工に成功しています。
この技術により、大手家具メーカーでは再現できない細やかさと独自性を実現。
少数規模の職人手段だからこそ可能な、精密でこだわり抜いた生産工程を踏んでいます。
全国から「イストク」の技術と情熱に共鳴する職人たちが集まります。
彼らは、細部にまでこだわり、丹念に仕上げることで、他にはない価値を生み出しています。
どんな小さな部分も手を抜かず、まるで芸術品のように仕上げられたその職人技は、単なる技術を超え、ひとつひとつの家具に対する深い思いと愛情が込められています。
そして、すべては細部までこだわり、丁寧に創り上げることによって完成されます。
一枚の板から成る木目の模様は継ぎ目がなく、アームから背もたれまで一体で曲げられた技術が生きています。
その結果、優しさと温かみを感じられるチェアが完成しました。
座った瞬間、背中を優しく包み込む掛け心地に身を委ね、目で見て触れることで驚きと感動が広がるこの椅子は、曲木技術を誇る「イストク」の「ハープチェア」。
ハープのように大きく湾曲した
美しい背もたれが印象的
宙に浮いているようなバックレストには建築的な要素が取り入れられ、構造の美しさが際立っています。
このデザインは視覚的な軽やかさを保ちながら耐久性も向上させ、長く使える高い品質を実現しています。
ゆったりとした掛け心地を提供しつつ、全体の幅は50cmと比較的コンパクトで取り回しやすく、小スペースにも置きやすいサイズ感となっており機能性とデザイン性を兼ね備えたチェアです。
バックレストはハープのように優雅に湾曲し、アームから背もたれまでが一体となって美しい木目が継ぎ目なくつながっています。脚から背もたれへと続く曲線は、身体を優しく包み込み、心地よい旋律を奏でるようなデザインです。
家具の美しい曲線と、光を巧みに操るエッジラインが生み出す洗練されたデザイン。
光がその形状をなぞるように広がり、繊細な陰影を生み出すたびに、空間には上品で美しい表情が生まれます。
「イストク」の卓越した職人技術により、製造工程が効率化され、従来の高級家具にかかるコストを大幅に削減することに成功したこの椅子は、7万円台という驚きの価格で手に入れることができるようになりました。
この価格で、世界最高峰の技術とデザインが手に入るまさに驚きと感動の一品です。
HARP SEMI ARM WALNUT
HARP FULL ARM WHITE ASH
HARP SEMI ARM SWIVEL OAK
VIOLA FULL ARM WALNUT
凛とした佇まいと
柔らかな世界観が魅力的
小口面の曲線が優しく上品な印象を与え、良質な部分のみの木材を用いる技術により、木肌は優しい表情とシルクのような肌触りを感じられます。
接着剤やネジに頼らず、無駄のない構造で、耐久性にも優れており、シンプルでありながら、精緻なデザインが空間に調和を生み出し、その高いデザイン性がどんなインテリアにも見事に馴染みます。
無垢材のテーブルの良さは、その自然な美しさと独特の温かみです。
一本の木から削り出された無垢材は、木目や色合いが一つ一つ異なり、まさに「唯一無二」の存在。
年月を共に重ねていく中で、経年変化を楽しむことができ、使い続けることで愛着が増していきます。
見た目だけでなく、使う人の生活を豊かにする、まさに「時間を共有する家具」です。
オーク材や世界三代名木の一つウォールナットで作られるテーブル。
「ハープテーブル」は、通常のテーブルとは異なり、木目の向きが90度異なる特別な構造も特徴です。
木材の強度と美しさを最大限に引き出し、独自の魅力を持つ仕上がりとなっています。
また、吸い付き桟を採用することで、より緻密で耐久性のある組み立てを実現し、釘を一切使用しない伝統的な構造で作られています。
光が当たることで、そのラインが鮮やかに浮かび上がり、圧倒的な美しさを感じさせます。
さらに、天板の長辺は下面が丸みを帯びており、膝を組んだ際など、身体への当たりが優しく、使い心地にも配慮されています。
この細部にわたるデザインの工夫が、視覚的な美しさとともに、快適な使用感を提供します。
彫刻のような美しさを感じさせるレックデザインも特徴です。
脚先から幕板にかけて施されたなめらかな立体感のある削り出しによって生まれる曲線は、まるで彫刻作品のように繊細で美しく、見るたびに新たな発見が楽しめます。
その優雅で精緻なデザインは、テーブルを単なる家具としてではなく、空間に華やかさと深みを加えるアートピースとして引き立てます。
一生を共にする木のテーブルには、ただの家具以上の価値があります。物語を感じるこのテーブルと共に、日々の暮らしにもっと深い喜びと楽しさを加えてみませんか?
HARP DINING TABLE WHITE ASH
HARP DINING TABLE ROUND
HARP DESK
デザイナー 山田 佳一朗
略歴
1997年武蔵野美術大学を卒業後、同研究室助手を経て2004年よりKAICHIDESIGNを主宰。2011年より「花ノ停留所」で花屋 を、2024年より街の人がひととき停留する複合施設「街ノ停留所」を運営。考える人、作る人、伝える人、使う人と共に考 え、関わる人が生き活きと生活できるよう活動している。
主なデザイン活動にイストク、手神、リビングトーク、角館伝四郎、ひきよせなどのブランディング、GEMINI(blocco)、 KOTORI(アッシュコンセプト)、酒器だるま(セラミック・ジャパン)等のプロダクトデザイン、COEDOの屋台、 EDITORYのインテリアデザイン等。
グッドデザイン賞(2004/’11/’13/’14/’16/’18/’19)、red dot design award(2010 ドイツ)、Design for Asia Award (2012 香港)、Tokyo Business Design Award 2013 優秀賞、ウッドデザイン賞(2015/‘17)等受賞。
A Dream Come True(ミラノ、2007)、現代のプロダクトデザイン(東京国立近代美術館、2013)等出展多数。
『ライムズ』では、世代を超えて使い続けられる家具を「LVL(ライムズヴィンテージライン)」と定義し、品質、修理体制、素材にこだわった家具を厳選しています。
長く使うことで、革や木が持つ独特の風合いが経年変化とともに楽しめるのも魅力です。ただし、これは使用年数を保証するものではなく、長く使える品質基準を満たしているという意味です。
さらに、対象ブランドの家具は買取サービスも実施。
使い捨てではなく、次の持ち主に受け継ぐ「使い繋ぐ家具のサイクル」を大切にしています。