無垢材?突板?家具のつくり方の違いを知ろう!②

前回無垢材家具についてお話しましたので、今回は突板家具Verでお話しします!

 

突板家具とは

 

突板…つきいた と読みます。
突板とは木を薄く0.2~0.6mmくらいに薄くスライスしたものです。
その下にベニア板、そのまた下に芯材を合わせて一枚の板のように作られています。
芯材は主に、木くずなどを固めてつくる、家具の土台となる材料でMDFなどと呼ばれているものが多く使われています。

こちらが突板の断面です↓↓

表面のみ薄いですが本物の木なので木の風合いは感じ取れます!
又、今は無垢と突板両方使用している家具もかなり多く、
例えばTVボードだと、よく触れる前板のみ無垢であとは突板にしてコストを下げている商品もよくあります。

 

メリット

 

〇軽いものが多い

無垢材に比べ芯材部分に空洞があったり安価な材木が使われているので

比較的軽いため女性でも簡単に移動することができます。

 

〇加工しやすい

加工しやすいため比較的お値打ちでデザイン性のある家具が多いです。

アパートの方や今後買い替える予定がある方におすすめです。

 

デメリット

 

〇傷の修復が難しい

突板に傷がついてしまうと、薄いためすぐに下のベニア板や土台が剥き出てしまいます。

無垢材と違い削ったりできないので傷の修復ができません。

 

〇毎日触れるものに関しては永く使えない

毎日触れるダイニングテーブルなどは水拭きや食器類などとの緩衝によりキズがつきやすいため早く劣化してしまいます。

 

突板家具は棚などにおススメ!

全部無垢材で揃えると金銭的にも厳しい…
永く使うことを考えるとダイニングセットやソファなどよく触れるものは無垢材がいいですよね。
その中で飾り棚や本棚などはなかなか触れる機会がないためとってもおススメ。
当店では本館2階の「リエート」フロアには突板を使った家具が多く展示してあります!
ぜひ質感を見にいらしてくださいね。

 

次回のブログ内容

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