今回は、家具業界に10年ほど携わっている私が、皆さんに自信を持ってお勧めしたいチェアをご紹介します。
それは高山ウッドワークスの「SC3K」と「SC1K」です。
高山ウッドワークスとは、岐阜県飛騨高山で木製家具を製造するメーカーです。
デザイナーの岩倉栄利氏による美しいデザインに飛騨高山の伝統的な木工技と、新しい感性を融合させた家具を製作してます。
SC3KチェアとSC1Kチェアは、座る部分が板で出来ているのですが、「ざぐり」というお尻の形状に合わせた掘り込み加工をしてあるため、全く痛くないむしろ柔らかい座り心地です。
肘掛けがまた最高の位置にあります。スマホ操作もはかどります。快適すぎてスマホやりすぎてしまいます。
※写真「SC1Kチェア」
あまり知られていない(?)上級者テクニックですが、こちらは座面の高さを選べます。
ですから、男性で高身長の方はシートハイ(座面の高さ)を43㎝ほどにしたり、小柄な女性は41.5㎝にしたりと細かい調整も可能です。(41.5㎝はメーカー推奨の高さで、この高さ以外は1㎝刻みでしか指定できませんのでご注意を)
別売りのチェアパッド(座布団)を敷くと2㎝ほど高さがアップするのでその辺りも考慮すると完璧ですね。
夏の暑い時期には、板座で座るのがお勧めです。なんとなくヒンヤリとして気持ちがいいです。そして、使わないチェアパットはどうするかというと、背当てにぴったりなんです!最近発見しました。
※写真「SC3Kチェア」
こちらの椅子にはもう8年ほどお世話になっているのですが、本当にいいです!
とにかく、毎日座り心地が最高です。木の椅子なので、汚れてもサッとお手入れ出来るのも良きです。使っているうちに木の色はだいぶ変化していて、ウォールナットは明るく、オークは黄みを帯びた飴色になってきました。ツヤも出ていい感じです。
この間にチェアパットがへたってしまったので、1度買い換えました。ちなみにチェアパットは低反発のタイプが良いですよ。通常のウレタンよりモチっとした座り心地になります。
金額は…
SC3Kが¥64,900(税込)
SC1Kが¥74,800(税込)
と少しお高めですが、その価値はあります!飛騨高山の職人さんが1つずつ心を込めて作っている椅子なので、誇張ではなく一生使えると思います。
15年から20年くらい使って、足回りがギシギシ軋むようになったらメーカーの組みなおし修理も出来ます。最強ですよね!
SC3KとSC1Kの違いは単純にデザインの差です。座り心地は一緒だと思います。
一度LIMES本店にてお試しくださいね。
LIMES本店 アルブリズムフロア担当 吉田