洋服を新調するためにお店に入り、選んで、試着して、購入して、「ありがとうございました」という声に見送られてお店を出て、ふと考えた。
あれ、私お店で店員さんとしゃべったっけ…と。
「いらっしゃいませ」、「ご試着ですね、大丈夫ですよ」、「こちらで宜しかったですか」、そして最後の「ありがとうございました」、マニュアルに沿った基本的な内容以外は特におしゃべりなどしてない。
最近の若者は…などと批判的になるつもりは全くないですが、やはり最近の風潮なんでしょうか?店員さんは必要以上にお客様に話しかけたりしないのですね。
お客様側が、嫌がるのでしょうか?お店の方でも、カスハラとか炎上とか気にしちゃうのかも。
また、買い物はもっぱらネットでするし、SNSで情報発信している方の意見を参考にして購入を決める、というスタイルでは店頭でのやり取りは面倒に感じるのかもしれないですね。
私たちが働いているライムズというお店は、今の主流販売スタイルの対極にあるようなお店かもしれないです。たとえて言うなら、昔の八百屋さんのようなお店でしょうか?
椅子を探している、というお客様に「どんなインテリアのテイストがお好き?」「何をするときにお使いの予定?」「ご予算はどのくらい?」「他にはどんな家具をお持ち?」などと色々とお聞きします。なぜかというと、家具は選べる種類が無数にあるから。
サイズや色はもちろん、素材やファブリックや仕上げ方法などなど。
ちょっとおせっかいなんですが、色々とお話をする中でお客様にぴったりの家具をご提案できるよう努めています。
お若いカップルの方など、突然話しかけられてぎょっとなさりませんようお願いしますね!
八百屋の店員さんが話しかけてきたのと変わりませんから!
LIMES 本店 アルブリズムフロア担当 吉田